兵庫県高齢者放送大学

壮にして学べば

  老いて朽ちず

老いて学べば

  死して朽ちず

  左の言葉が毎週土曜日の午前6時30分、AM神戸の電波に乗って、井戸知事の朗誦が流れ、30分間の学習が始まります。流れる        

 言葉は、江戸時代の儒学者佐藤一斎の「言志晩録」の一節だそ

                          うです。味わい深い言葉です。

兵庫県高齢者放送大学の内容紹介<放送内容はここ

放送大学の学習理念  

 人生80年時代の高齢期は、昔のように「余生」とか「老後」とかいう遠慮がちな生き方ではなく、むしろ人生の円熟期であるという前向きに考える時代になりました。この円熟期を各自で充実させるのが高齢者学習のねらいです。

 高齢者には、豊かな体験、生活の知恵、温かい心、市民的責任感や義務感など、貴重な財産が備わっています。こうした財産をいかして、世のため人のためになる価値を生み出せたら、というのが放送大学の願いです。個人的には心豊かな人生を、身近い人には温かい人間関係を、広く社会に対しては各自の能力に応じて奉仕する高齢者像が、放送大学に学ぶものの理想とする高齢者像です。自立する高齢者をめざして学びつづけたいものです。

放送大学の学習方法

毎土曜日、AM神戸から放送される「兵庫県高齢者放送大学ラジオ講座」(朝6時半〜七時)と、毎月1回発行されるテキスト(通常24ページ)で学習します。また、一箇所に集まって学ぶスクーリングや春のつどい、卒後研修会など楽しい行事も開催され、親睦を深めています。

感想文提出について

放送大学では、ラジオ講座聴講後に「思ったこと、感じたこと」をはがき1枚にまとめ提出します。感想文を書くことが自分の生き方を点検するよい機会にもなります。自分の思いや感じを大学側に届け、選ばれた場合は、テキストの「心のこだま」欄に「掲載されるという喜びもあり、学ぶ者が主人公である学習です。

修了書・努力賞など

◎本科生として入学し課題を修めた人(18回中10回感想文を提出)には、修了証書が授与されます。

◎聴講生・生涯聴講生で熱心に感想文を投稿した人(17回中11回提出)には努力賞と記念品が贈られます。

◎生涯聴講生・・5カ年在籍者には学長賛辞が贈られます。

     10カ年在籍者には学長特別賛辞と記念品が贈られます。

     15カ年在籍者には学長特設賛辞と記念品が贈られます。

学習経費について

本科生が年間6000円   聴講生・生涯聴講生が年間5000円

ラジオ講座の内容について

兵庫県高齢者放送大学では、高齢者の方々が心豊かに人生を生きていくのに必要な情報が得られます。全国的に有名な先生の出演もあり、分かりやすい楽しい番組になっています。

第1週 高齢期の心のあり方や生活課題の学習

第2週 心通いあう長寿社会作りのための学習

第3週 一般教養(視野を広げ、知恵を深める)

第4週 健康と長寿のための多角的学習

ほかに、学生参加番組もあります。

心のこだま欄について(テキストの感想文の欄)

毎月のテキストに、「心のこだま」欄があり、本科生と聴講生に分かれて、何人かの学生の感想が出ています。(放送を聞いて感想をはがきで提出したものの中から選ばれたものです。)今ではテキストを初めて開く時の楽しみにもなっています。

『マイはがき提出分 放送を聞いての感想

1年間の講師とテーマの紹介
      
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